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2004.02.10

懸崖葬 崖に葬るボー人

2004/01/31 NHK総合 地球に乾杯
 「中国 天空の棺」〜断崖に消えた民族の謎〜

右画

 きりたった崖の中腹にいきなり棺が刺さって野ざらしになっている懸崖葬。
 懸崖葬(けんがいそう)を行っていたボー人(Bo人)。
 ”棘の下に人と書いて”一字で ボウ。

 宗教儀式・階級の象徴に「銅鼓」を用いる。
 象徴として、西方の文様に似た太陽の紋章を重用。
 元海洋民族で、長江流域の9省にわたり広く住んでいたらしい。

 が、1600年代かな、滅ぼされ、歴史も途絶える。
 いまでは地元中国でも「崖に飾られる謎の棺」扱いらしい。
 末裔は中国南部の数カ所に暮らしているとのこと。

ネット NHK番組紹介

以下、懸崖葬の関連記事(らしいが中国語でよくわからん)、数奇な残滓を晒す天空の棺画像を閲覧できます。

三峽水位上漲 從懸棺起獲數件寶貝
三峽水位上漲神秘懸棺開? 起獲數件寶貝(圖文)
?k人?棺
傅兮貧議酎怛岻屈[夕猟]
山西——奇麗蘆芽山(圖文)

河畔の崖にある棺の中には、 三峡ダムの完成に伴って、水没し失われるものもある模様。

過去、2003/05にNHK-BS2で同趣旨の「地球に好奇心:天空に浮かぶ棺」を放送していたらしい。


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コメント

 沖縄の葬送儀礼に興味を抱き調べています。
沖縄本島南部の久高島では遺体を棺に入れ崖に葬る習慣が最近まで行われていました。この島は沖縄の聖地で王朝の発祥地とされています。
 これは長江下流域にいた海洋民族ボー人が沖縄にやってきた証なのでしょうか。

 長野県にも同様の風習がありました。これら崖葬は民族を問わず広くアジア地域で行われたものだったのでしょうか。

投稿: まさと | 2004.08.29 17:23

>まさとさま

 お、すごいですね。長野の例まで。
 単に”高い崖の棚やくぼみ”に”遺骸や人骨を置く”ものを「崖葬」としてくくるのであれば、アマゾンやニューギニア、北米にもたしか該当しそうな葬送習慣の事例はあったと思います。
 ということで、久高島や長野の例を、「崖だから」とすぐボー人の懸崖葬の系譜をひくものとして扱えるかどうかはちょっとわかんないですけど、久高島は地理的にも「これボー人の系譜だったらすごく面白いなぁ」とは思えちゃいますね。大陸との行き来はあったわけだし。

投稿: 雨崎良未 | 2004.08.29 19:10

この放送をみることが出来ませんでした。Toraja(インドネシア)族がそうですが、フィリピンのルソン島のBontoc地区(有名なBontoc Igorotやthe Ifugao tribe of the Banaueイフガオ族)にもあるようです。興味があればご確認を。
http://www.flickr.com/photos/httpwwwflickrcomphotosayeona/6168577/in/set-46932/

投稿: joyfulmac | 2005.03.12 14:50

おお。かなり濃いブログをお持ちですね。
情報ありがとうございます。
海洋民族つながりの痕跡なんでしょうか。
あのあたりは部族の住む土地に向かって開口している洞穴もしくは面する崖に、部族を見守るような座位で遺体を朽ちるままに置くんでしたっけ。晒し墓と埋め墓など沖縄のように再葬する例もありましたっけ? かなりうろ覚え、箱形や舟型の棺ではないんですよね、慥か。
ああ、あった。
    「死体を椅子に座らせる展示葬を行う。」
    「フイリピン・イフガオ族の洗骨習俗」
インセストにからむ始祖説話分布の重なりとか、輻輳する文化の流れにいろいろ想像はふくらみますし、ボー人の民族伝承消滅が残念です。

手元のメモによれば、トラジャは葬送儀礼が階級間で大きく差があるとのこと。う〜む。

あ。
もうほとんど記憶が朧だけれど、ボー族の舟は中央の「座席」が重要な意味をもっていたんだっけ?(エジプトの舟と記憶がゴッチャかも)
「座席」がシンボルとして葬儀に残ったのかなという連想がふらっと。

投稿: 雨崎良未 | 2005.03.13 00:01

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「天空の棺」という言葉にがっくーんと衝撃を受けて、 ブログに書きます。 それは、お昼、改装の進捗状況を毎日昼ごはん時に見に来る父と、 昼のテレビ(NH... [続きを読む]

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