恐怖:日本のホラーな研究
いやもう、この記事は想像するだに恐ろしくていまだに忘れられない。
ネズミの脳移植初成功 子ネズミの頭を成体ネズミの腿に移植@日本
2002/12 ▼韓国語和訳 ★ 中央日報(Naver経由)
移植された脳は育ち、子ネズミの口が食べようとするように動いたりした
2002/12 ★ Infant rat heads grafted onto adults' thighs New Scientist

誰かのももたに「縫いつけられて生きている」哀れな頭。
誰だってそんな話聞かされたらヒキまくるわな。
上のは海外の記事。これ日本国内ではどこかで報道したっけ?
「日本の科学者がやったのに」。
研究上どう必要だったのか。
説明はしているが説得力に欠ける。
発表後、どのようなリアクションが世間からもたらされるのか事前に考えはしなかったのか。その手法を採ることによりひきおこされる世間の反響が、研究の続行を阻むものになりうるとは思い至らないか。
他に方法はなかったのか。敢えて奇をてらったのか。
その少し前には海外でこんな悶着もあったのに。↓
ネズミ版レイブ
メタアンフェタミン影響下での音楽の作用を調べてみました
同じ大音量でもバッハより今どきの音楽のほうが死亡率が高かった
2001/10 ★ Scientists hold 'rave concert' for drugged mice Ananova
ネズミ版レイブは動物虐待だ
あたりまえのことをわざわざ生き物の命をかけて実験する必要があるのか
2001/11 ★ Mouse 'rave concert' experiment branded 'sick' Ananova
非難される『残酷な』マウス音楽研究
実験動物は「不必要な苦しみ」にさらされてはならない
2002/08 ★ 'Cruel' mouse music study blasted BBC News
↓今週の報道。
動物実験を行わなくて済む代替方法を探しなさい@英国政府
2004/05 BBC News Shake-up of animal tests expected
The UK Government is set to announce on Friday a radical shake-up in the way animal experiments are controlled.
2004/05 New Scientist UK boosts quest for animal experiment alternatives
日本ではまだまだひどい動物扱いが野放し。
2004/05 共同通信 組み換えマウスずさん管理 東京理科大、内規に違反
たまに、日本の動物実験施設に、欧米の動物愛護団体が潜入して”スクープ写真”を撮ったり、妨害工作をなさったりしているようで。
2003/06 共同通信 英活動家、起訴事実認める 日本の大学で動物実験ビデオ盗む
双方互いに言い分はあるようだが程度問題だし、印象操作をやるにしてももっとこぎれいに上手にやってほしいところ。どっちにしろ無神経な所業は勘弁してほしい。
それぞれにいろいろやりづらい部分もあるだろうけれど、反目するだけでなく、なるたけこういう研究も忘れず奨励しておくべきなんでしょう。↓
ネズミの犠牲を減らせるか@実験動物
マウスのかわりに人工培養したニワトリの組織や胎児を使うのはいかが
2001/10 ★ Chicken embryos set to replace mice in labs Ananova
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コメント
はじめまして。
ラットの実験は、それが何故腿であったかという事に関しては「解剖学的に適していたから」という理由が思いつきます。おそらく血管の径などで都合が良かったのでしょう。だからといって、やはりヒトの現象の研究であればそれに近い実験方法(頸動脈を絞める等)がある以上、これは主に尊厳の問題でやりすぎだとは思います。余談ですが私もヘソの緒を首に巻いて生まれたらしいです、覚えてないけど。
マウスの代わりにニワトリを使えば問題が解消されるという論理は私には全く理解できません。ヒヨコの頭をニワトリの腿に移植したら全く同程度に問題でしょう。
おまけに、特に薬剤の安全性試験など、同じ哺乳類であるヒトとマウスの間でさえ種間差がしばしば問題になるのに、それより遠いニワトリを使うのは大きな不利でしかないと思います。(ショウジョウバエ飼ってた人間の言う台詞では無いかも知れませんが)
投稿: ESD | 2004.05.25 17:05
たとい研究上必要そうだと思えても、世間との折り合いで「避けたほうがいい研究手法」というのはありますよね。いまどきの代表はヒトクローン幹細胞の是非とか。
鶏の件、鳥がマウスの代替たりうるとは思えないけれど、とっさに良い例を拾い出せず。さしあたり、実験が鳥組織ですむ場合にはネズミの命をかけるのは避けたほうがいいだろうという話には使えそうかなと。
投稿: amasaki | 2004.05.25 22:31
ttp://www.neundorf.de/Kritik/WissKritik/wisskritik.html
関連するだろう記事で、こんなものが。
19OO年(何年だろ?いろいろ見つかるのですが。)にソ連で犬の頭部移植してたようですね(でも、やっぱり頭を腿につけるほうが「すごい」のかな)。
これ、3年ほど前にドイツに旅行したときに、FAZの一面にどばーんと出ていたので、「えええ何だこれー!移植?それとも遺伝子工学?」と引きまくりつつも辞書引きつつ読んでいたのですが。
幹細胞について意見を述べるのは私はシロウトなので差し控えますが、あっちの生命倫理的な議論も進んでないように思えてなりません。絶対優生治療的な方向に進んでくだろーというのが懸念。
投稿: 獣水 | 2009.09.07 07:15