バイオ報道の妄想と隠蔽と浅慮
遺伝子研究に関わるメディア報道、誇大妄想げな内容のものが一割
2004/04 ★ EurekAlert Is genetic research hyped by the media?
おおげさ、ウソ、いさみあし… 「〜〜にも将来使えるかも」とか言ってていいのか?
医学専門誌や学会レポート、結果の表現オオブロシキげ
科学ジャーナリストももっともらしげに報道しがち
2002/06 BBC News Research claims 'exaggerated'
2002/06 JAMA Vol. 287 No. 21 Media Coverage of Scientific Meetings
2002/06 EurekAlert! Medical press releases may exaggerate results and fail to include study limitations
2002/06 EurekAlert! Research presentations at scientific meetings often receive unwarranted media coverage
科学記事や学術論文にはご用心
ネズミ実験の結果を人間にもあてはまると短絡解釈したりする書き手&読者
2001/11 American Psychological Society Science Writing Keep the Audience in Mind
特に報道する側は素人以上の目を持ってくれ。素人以下の状態で書かないでくれ。
「科学紹介の穴」
どこが妄想で、どこが限界か、何が抜けているのか、見極める目を持て。

日本では欧米よりさらに報道での配慮感覚が麻痺しているきらいがあるっぽく感じている。
社説や記者感想にしてもどうも浅い感じだし。もろい。
これなんか誌面使っていったい何たわけてんだ、そこらのブログのほうがはるかにマシじゃんと思えるほど。
↓
2004/04 発信箱:かぐや姫マウス=青野由利 毎日新聞
科学とメディアの問題、ちょうど佐倉さんがこれ系につながる話を出していた。
Meme(ミーム)No.9 株式会社富士総合研究所
★ シリーズ鼎談 21世紀「知」の集団像 第2回 生命科学時代の「知」をどう伝えるか
・佐倉統
「たとえば、メディアの報道をめぐってこんなことがありました。再生医療に関する新しい実験結果をもとに、“臓器再生につながる”という記事がでたところ、ある再生医療の専門家の研究室に病気で苦しむ患者さんや家族から電話が殺到したのだそうです。まだ、実用にはほど遠い動物段階の実験結果にもかかわらず、楽観的な情報ばかりを流したメディアの不勉強を、電話を受けた研究者は怒っていました。一方、報道したメディアの側にも研究者のスポークスマンではないといった言い分はあるでしょう。これは一例にすぎませんが、専門家とメディアの間だけをとってみても齟齬があり、情報がうまく流通していない「不幸な」状況をなんとかしたいと日々感じています。」
2年前、学術系集会を覗いて何をいまさら驚いたのか「簡単なEMDRでPTSDが軽くなる!」みたいな記事を流した記者@毎日新聞がいた。
手法が簡単なだけに、真似しやすいだけに、これ下手に真似をすると逆効果を招いて患者が自殺に追い込まれることがある、ということは全然頭に無い書き方で、しかもEMDRは当時でも昨日今日開発された手法ではないわけで、こんなに素人同然な状態で記者は記事を書いていていいんだろうかと薄ら寒い思いをしたことがある。
記事は3カ所以上のソースから裏をとるのが常道ではなかったのか。
それとも貧弱なソースにしかあたれなかったのにそれでヨシとしたのか。

そうそう、最近は少し見出しに「遺伝子組み換え」が出るようになってきているようだが、私がチェックしているウェブ記事の範囲では、ついこないだまで
同じ論文を元にした科学報道でも、
日本の大手新聞系報道では、見出しどころか本文内でも
「遺伝子組み換えの研究」だということを明記せず
あやふやな表現にしている報道がかなりたくさんあった。
海外では見出しからして遺伝子組み換えだと明記しているのに。
なんで商品でもない研究発表に関する記事に於いてまで、遺伝子組み換え手法を用いていることを伏せる必要があるのか?
いったいどういうよけいな配慮がそこに働いていたんだ?
誰かぜひ説明して欲しいのだが。
へぇボタン:へぇ〜
と押してみるもよし情報庫: 科学と社会

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