疑妻症@韓国
| ●精神病、治癒できれば離婚理由にならず 疑妻症 2004/10 ▲日本語記事 中央日報@韓国 |
すげ。
異常と正常の区別や病気の種類は社会的都合で左右されるってのはわかるけど、「疑妻症」っていう病名がアリだとは。
なまじ漢字なのでリアル。
PANDORA ナヌムの家Ⅱ2
〈疑妻症〉(夫が妻の貞操を疑う意味の言葉で、韓国では一般的に使われている)
キム・チョルスのソウルアリラン
疑妻症(妻の行為を異常に疑う性癖)
韓国ならではですか?
もしかして 文化依存症候群っぽい事例として扱えるしろものかな?
「疑妻症」がその社会において社会通念上必要なくくりとして流通し、同時に「疑妻症」という概念がヒトの行動の鋳型として作用して、さらに「疑妻症」の存在を確固たるものにしていく、 ニスベットの言うホメオスタシスみたいなことになっているとか。
疑夫症はないのかな? 「疑妻症」だけ?
嫉妬障害みたいな夫と妻両方の症例に使える呼称はないのか?
おお、「疑夫症」というのもちゃんとあるらしい。
微ニ入ルソウル〜韓国語辞典
ウィチョチュン【疑妻症】 ???
妻の異性関係を疑う症状。反対に、夫を疑りやすいのはウィブチュン【疑夫症】。

「疑妻症」に「疑夫症」。
「疑妻症」というフレーズのグーグル力は31。
「疑夫症」というフレーズのグーグル力は9。 「疑妻症」の勝ち。
(グーグル力=グーグルで検索して出てくる結果のヒット件数
その後、2007/01になっても
疑妻症 の検索結果 約 154 件
疑妻症 の検索結果のうち 日本語のページ 約 46 件
疑夫症 の検索結果 約 73 件
疑夫症 の検索結果のうち 日本語のページ 約 10 件)
社会的女性蔑視云々以前にちょっと 性淘汰と嫉妬の関係を想起してみたり。
家庭内で「疑子症」「疑親症」ってのはいささかまれだろうしね、やはり配偶関係のトラブルとして「疑妻症」「疑夫症」が立ち現れると。
昔ほどは沙汰されなくなった、と言うことはあるのかな。
で、これらは異国では何に相当するものとして扱われるんだろう?
強迫性障害とか人格障害とか神経症とか…???
「病名」のようなくくる概念がなければ、ふつうに「嫉妬に駆られて」「単なる異常なやきもち焼き」「夫婦間暴力」などで処理されるんだろうか。
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コメント
こんばんわ。
「疑妻症」「疑夫症」に相当する名称が日本語に存在するか
どうかは分かりませんが、いまでいう統合失調症(いわゆる
精神分裂病なわけですが)の患者さんなんかだと、「妄想」
の一形態として、妻または夫の不貞を疑うというものがあり、
これを「嫉妬妄想」と呼びます。
わたしが実際に見た例では、看護科の実習で精神病院に行った
とき、患者さんのひとりが「あんた、ウチの人を返してよ!」
と涙ながらに看護婦さんに詰め寄ってました。
(もちろん、看護婦さんにそんな事実はありません。)
記事にある「疑妻症」が確実にこれと同様のものを指している
と言い切ることはできませんが、韓国特有のものというわけ
ではないと思います。
でわでわ、以上参考まで(^-^)。
投稿: TAO-TAO | 2004.10.19 23:28
私の興味は心理様態の中のある事象を「疑妻症」「疑夫症」のように病気として区分する社会文化のありようですね。「病気があるかないか」ではなくその病名を支持する社会文化。文化依存症に近い性質はないかという。
参照:人格障害
http://am.tea-nifty.com/ep/2004/10/eastwest.html
投稿: Amasaki | 2004.10.20 09:40
なるほど。
これは失礼いたしました。
症状ではなく「レッテル」(と、それが存在しうる環境)という
ことですね。
英語では「Othello syndrome」という言葉があるようですが、
どの程度認知されているのか、また「まずはじめに言葉ありき」
的な作用をも及ぼすものであるかどうかまでは、ちょっと調べた
だけでは分りませんでした(そりゃ分らないわな;)。
大変興味を惹かれるテーマでもありますので、個人的にちょっと
意識してみようかと思います。
以上、お耳汚し失礼いたしました。
投稿: TAO-TAO | 2004.10.20 10:26