ブログでわかる将来のボケ度
あなた。
シンプルなブログを書いていませんか?
単純な記述で。
簡単な描写で。
![]() 「100歳の美しい脳 アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち」 デヴィッド・スノウドン著 DHC 2004/06 原書:2001 Aging With Grace |
シンプルで、コツやつぼを心得た簡潔なブログは読みやすくていいんですが、ダメだとはけして言えないんですが、でもこの本を読むとなんかちょっと、ある意味やばいんでないかいと。
この本を読む限り、あなたが記す文章を解析すると、あなたが将来ボケやすいかどうかがわかることになる。
p.147-149
自伝の文章に見られる意味密度と、認知テストの得点は、はっきり相関関係にあったのである。
【中略】
シスターたちが自伝を書いた年齢は平均二二歳、そして精神検査を受けた年齢は平均八○歳だ。わずか一ぺージ程度の文章が、五八年後の知的能力をはっきり予測していたことになる。
【中略】
自伝を分析するだけで、六〇年後にアルツハイマー病になっているかどうかを、八五〜九〇パーセントの正確さで予測できることになる。
シンプルで素朴で、簡単な単語ばかり使い、簡単な言い回しで、複雑な意味は扱わない、そういう文章を記す書き手は、将来8割の確率でボケに見舞われる!?
ふだん記す文章、その複雑度や言葉の使い方、意味のあしらい方をチェックしてみると、将来ボケやすいかどうかがはっきりわかってしまうと。
人間は、ごく若いときからアタマがボケ病に侵されはじめていることがある、その違いが若いころから文章にはっきり現れているのだと。

p.148
アルツハイマー病は進行がきわめて遅く、しかも脳の損傷が一定レベルに達しないと症状が現われない。いわば一生もののプロセスだ
脳内ネットワークがおぼつかないのかもしれない。
神経系が、多くの語彙や意味の輻輳には耐えられないのかもしれない、深く静かに進行している病のせいで。
その進行が、将来アルツハイマー病として顔を出す、その確率を左右する。

いろいろな語彙を駆使できるか、簡単な言葉ばかり使っていないか、複雑な言い回しが苦手ではないか。

シンプルなブログを見かけたことはありますか?
その人は身内に認知症の方を抱えてはいませんか?
アルツハイマーの遺伝子を多く受け継いではいませんか?
ブログにおける単語の種類の多寡と意味の密度。
ブロガーは、自分の考え方や趣味などだけでなく、ブログを通じて自分が陥る未来の認知症までをも、世間にさらしだしているのかもしれない。
…どうなんでしょね。 

この話の続き 『100歳の美しい脳:女と献身の図式』
人類が最近バカになっているという話 『フリン効果と思考の枠』
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